Wednesday, August 19, 2009

土埃の匂い


愛とは行動である。

故に俺は言う、
だから音楽は愛なのだ。

人に対してだけではない、
時には自分へのやさしい確認であり、厳しい視点でもある。
それは人の魂、精神、歴史への感謝そのものでもある。

そこにあるべくしてあるものは、正直さと真実だ。
忘れないでいたい。

今日のスケッチ
Be A Friend

***

Monday, August 17, 2009

お盆


とても楽しい「PSOお盆3DAYS」が終了。
六本木ヒルズアリーナではまたファンタスティックなステージになった。
沢山の人が思い思いに楽しんでいて嬉しい。
TABBYという曲でステージ上に1匹の蝶が舞い、皆の時が止まった。
いつも何かが起こり、いつもおもしろいPSO。


不忍池でのフリーライブも薄暗く不思議な雰囲気の中、超盛り上がり。
蛙の大合唱と、空には鳥と星と、あたり一面の蓮の花。

また虫が俺の手に。
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そんな日々の合間を縫って、原田芳宏スペシャルLIVEも慣行し、
怒涛のインプロビゼーションとハーモニーの洪水を遊ぶ。

弟子のY君(SAX)をゲストに迎えたのだが、
俺の曲で最高に美味しい所を持って行ってしまうんだな~、もう憎いね!

いい音楽がそこにあれば、それで嬉しい。
それを届ける為に自分は生きてるのだから。

Thanks Giving.

Wednesday, August 12, 2009

ユーモアは人の力、人の知性



どんなに、どんなに、どんなにか、
不幸な時にも、辛い時にも、人は。

空腹を覚える、排泄する、息をする、くしゃみが出る。
まったく月並みな事だが、そんな事を忘れてはいけない。

これは一人一人に与えられたもので、
言わばプログラムされた、完全なる生きる要求だ。

そしてどんな時でも
人は笑うことが出来る。
その瞬間に未来がそこに現れる。

己を殺しうるのは己のみ。

おかしな事を考えつく、この人間のおかしさを楽しもうか。

In fact, the life is easy to live.
だから意味深く、大切にしたい。

Monday, August 10, 2009

PAN CAKE@目黒パーシモン

先日、東京目黒のパーシモンホールという所で、PAN CAKEでコンサートを行った。
最近このトリオの音楽的充実ぶりは益々素晴らしく、演奏、作曲ともに停滞知らずだ。
というかヒステリックな常時右上がり的なところが無いから良いのかも知れない。

当日、友人のsaigenjiが開場に来ていたので、僕らのアルバムの中でも共演したJOGRALという難曲を、客席から呼び出して早速飛び入りセッション。

ステージは階段を外してあったのだが、構わずよじ登って登場してくれた。



相変わらず本当に良い波長を持ったミュージシャンだ。
オッケーだよ、ぜんぜんオッケー、という心持というか、
そんな生きるバイブレーションを、声によって届けてくれる。

打ち合わせ無しなので、曲の構成がぐちゃぐちゃだー、
ヤッホー!楽しいね。

Tuesday, July 21, 2009

なんだか



この2、3年の間だろうか、
信頼し合っていた人が離れてゆく事がとても多い。
音楽上での、くっついた離れたは当り前のことだが、
どうもそういう理由とは思えないところが残念だ。

音楽以前に人間は常識・社会性だ、、と言われてしまうかも知れないが、
音楽をやるものにとって生きる事とはすなわち音楽なんだとオレは反論する。

だからお互いに心で感じたはずなのに、他からの知識や保身の理由で、
簡単に曲げて翻ってしまう人をとても残念に思う。

でも恨むというのとは違う。人はそんなものかも知れないし、
そんな人が音楽の中に見ているものとは、そういう事なのだろう。

オレは初めからこの世界で一人で生きてきた感じなので、
いろいろな人と音楽できることがとても嬉しい。

特にジャンルを越えたり、
カッコ悪いとかダメだとか言われる存在と出会ったり、
既製の価値観には収まらない面白味が好きだ。
まあ、それによって支配型の人間からボロクソ言われることもある。

でもとてもいい音楽を作っているので、
様々な事に挫けず一生懸命、人の心に届けてゆきたい。

Sing for your Life...






***

Sunday, July 19, 2009

虹(Rainbow)

俄か雨上がりの東京に大きな虹が現れた。
でビックリしたのだが、道行く人々が皆笑顔だ。

携帯で写真取る人。カメラ持って走ってる人。
親子で見てる人。車から思いっきり脇見してる人。
知らない人同士が虹を指差して合図しあっている。

とにかく街中の人が皆、笑顔だ。
こんな日常の姿は本当に久しぶりに見た。

虹はまるで喜びのようだ。
それは実体が無く手に取れるようなものではない。
喜びは人どうしで響き合ってますます大きくなってゆく。

今日の虹を見てどれだけの人が、
どんな事を感じたのだろうか。

とても大切な知らせがそこにあったと思う。

Monday, June 29, 2009

生まれて初めて好きになった曲は「JACKSON 5」の「ハレルヤ・デイ」
弱く大人しかった自分にとって、この音楽はきらきらと光る希望のように感じた。

マイケルジャクソンの軌跡を見ていると、人として当然の成長したいという強い思いと、もう一方自分を超えて宿命(出生など選べないもの)から自由に逃れて羽ばたきたい、という思いの狭間で揺れる人間の難しさを考えてしまう。

人はとてつもない才能と成功を手にすると、その一線を越えてゆけると思うのだろうか。
また彼は、あたかもそのように勘違いしてしまうほどに、身の回りや世界中の人々を感動させ、人の心や物事を動かす現実に、幼い頃から恵まれていたのだろう。

いつしか宿命と運命が同一になってしまったのかも知れない。

大きな星の下に生まれた存在は、思いに反して生の全てを人に曝け出して死んでゆくのだろうか。 最後まで子供のように邪気の無い彼の声色(こわいろ)に驚かされる。 普通の人には考えられない姿だ。 彼には自分の牙城やパワーを守る為の、当たり前の言ってみれば「汚い」けれど「逞しい」自我は無かったように見える。

でもそれではきっと人は生きてゆけない。
というか壊れてしまうだろう。

自我が無いという事は、すなわちそれは人々に命を捧げているという事になるのかもしれない。 でも彼の生きる道筋というものは、それしか無かったように思う。

彼が死んで沢山のRIPものやトリビュートと共にその音楽が振り返られている。
まだまだ混乱がありそうだけど、世界中のゴシップの捌け口から開放され、
彼の音楽の軌跡そのものが残っていって欲しいと思う。

まさに輝く星だった。

***

Tuesday, June 16, 2009

新しいもの

先日新しい楽器が来ました。

いろいろと曰くありの経緯なのですが、
結局、野中貿易(PANLAND)がフォローというか、保障する事になりました。
これはプロフェッショナルの音楽家である僕に対する楽器店の誠意を感じます。
とても大切なことで、野中貿易(PANLAND)の担当の方の判断でもあるかと思います。
以前の自分の楽器はもう「へたって」しまいましたが、その後の対応に不満は残していません。
トラブルは必ずあるので、お互いにそれを乗り越えて先を歩んで行きたいものです。

***

で、・・・新しい楽器ですが、
Kyle Dunleavyという以前Panyard,inc.でヘッドチューナーだった人のパンです。
長いスティールパン人生で詐欺にあっている経緯も踏まえつつも、自分の勘を信じてWebをいろいろ彷徨い、最終的にコンタクトをとった人です。

これも面白い話満載なのですが、以前スティールパンというか音楽そのものも上達したくて僕を訪ねてきた人がいました。彼の名はkristian Paradisといって、パンプレイヤーで在日米軍の演奏の為に日本在住でした。
彼は日本にいる間、PSOに加わってライブやったりもしましたが、今はもうUSAに戻ってオーケストラを作ったりソロで活動したりと、結構活躍している人です。
僕の弟子というか関わった人は、皆素晴らしいプレイヤーに育ってゆくのでとても嬉しいのですが、Krisもそんな一人です。

で、実は知らなかったのですが、Kyle DunleavyはKrisや彼のオーケストラのパンを製作している人だったのです。

早速Kyle Dunleavyからメールが来ました。
「Yoshi、君のいい話はKrisからよく聞いているよ、君に素晴らしい楽器を作らせてほしい」
そんな面白い経緯があって、Kyle Dunleavyに楽器を作って貰いました。

その後、また別の機会に日本で僕を訪ねてきてくれたアメリカのアマチュアパンプレイヤーの人も、Kyle Dunleavyの楽器を使っていて僕に激賞していました。
以前からスティールパンを通して、なぜか奇跡的に人やタイミングが繋がる事がとても多く、またもやワンダーな感じで不思議な縁を感じています。

そしてそれが先日届いたというわけです。

***

さて、それで肝心の楽器の詳細ですが、
それはまた次回ということで写真だけアップしておきます。

To Be Continued.

Tuesday, May 05, 2009

自分ライブ 5/2

またまた良き日だった。

日々、毎日、「音」というたった一つのテーマに取り組んでいる。
そして絶え間なく問いを見つけ、常に自分なりの答えを求め過ごしている。

そういう人間同士が音を一緒に出す時、
人は音楽そのものになってお互いに出会う。
とても興味深くて感動的な時であり、場だ。

存在というか命がそこにある感じで、
そしてなぜか楽しくなる。

自分の立っている場所が音という時の中に見える。
色を放って彩ってゆく陽気さはスティールパンならではだろう。
悪くないライブだった。

次回原田芳宏LIVEは7月3日(金)@新宿SOMEDAYにて。

Thursday, April 16, 2009

ヒント


(-->The Rock Balancing Art of Bill Dan)

例えばオレで言えば、
音の美しさって何だろう。

音の感動
音の凄さ
音の静寂
音の色彩
音の魂
音の天国
音の憧れ
音の思い出
音の力
音の公害
音の汚さ
音のみじめさ
音の景色
音の独り言
音の実験
音の希望
音の絶望
音の闘争
音の饗鳴
音のやさしさ
音の光
音の闇
音の断片
音の姿
音の祈り
音の時

限りなくある。
右側の単語だけを取り出すと面白い。

・・・

寄り添う音
拒絶する音
叫ぶ音
包む音
上にある音
下から来る音

ますます尽きない。

楽しい音
これは昨今は、ほんの少し気を付けた方がいい。
何せ音楽はあらゆる意味で欲望を映し出すものだ。

・・・・・・

この世界に絶対的な美しさなんて無いっていうのが、皆が経験的に知っていることだ。
だから一人一人の答えがあり、それを感じてゆく事が大切であり、それが音楽だ。

オレは色を塗るように音を紡いでゆくのがいい。
ハーモニーには様々な振動があり、
それが色彩のように感じる。

楽しい、というか快感に近い。
体や感覚、生命を刺激するものだ。
要するに、、気持ちイイ!!

そして人それぞれの気持ち良いポイントが違うなんて、
なんて素敵なことだろう。

そんな心の姿勢を、
音楽によって学んできたと思う。

Hello...

Sunday, March 29, 2009

言葉のインフレ


そらとぶねこ/junku

世の中不況だと騒がれているが、お金や物だけではない。
常々思っているのだが、今オレ達の周りはまさに「言葉のインフレ」だ。

先日、某男性タレントさんが「命を削るような演技をしていきたい」とインタヴューで言っていたが、そのタレントさんのヌードやら何やら普段のお仕事を拝見していて、
「はぁ~っ?????、なに言ってんのキミ。」と思わざるを得ない。

「命を削る」ってお前さんは人をどれだけ見てきたのか、その表情からは疑問だ。
人気者がいつの間に「アーティスト」や「俳優」になったのかは知らないが、
君にはあまり相応しくない言葉使いじゃないのか?

世間でこういう言い回しが随分増えてきて気になると思っていたら、一国の首相が曰く。
「どす黒いまでの孤独に耐えきれるだけの体力、精神力がいる」

う~ん、何と言うか・・。
不満もたまっていて、
自分を分かってほしいという思いからだろうが・・・、
下品で幼稚さを感じる言葉だ。

日々自分に怠けずに知性を掘り下げ切磋琢磨していない、言うなれば「浅い」者が、
何となく人が否定できないような「ドギツイ」感じの言葉を憶えて無神経に使いまくり、
「本質を伝えている」つもりになると言うか、自分はすごく大切なことを伝えていると感情で主張する。
それで肝心の内容については雰囲気だけで実は大したものではない。

これが言葉のインフレの構造のひとつだ。
根底にあるのは気を引くこと自体が目的の幼稚さだ。

子供であれば愛らしさ。
大人なら下品でしかない。
確信犯なら笑えるが、本気だから堪らない。
考えや意思を伝えるのではなくて、単なる自己主張ということだ。

残念ながら、音楽の世界にもどこか同じ傾向を見るが、
それはまたの機会にしよう。

蔑まれた言葉を意識してみると
知性の大切さをあらためて感じる。

Wednesday, February 18, 2009

美しい世界

雲の動き。
雲の動き。

立体的で楽しい。



久しぶりのPAN CAKE名古屋公演なので告知です。
カフェライブならではの気持ちイイ~雰囲気でお届けします。
中部地区の方々は是非お越し下さい!

PAN CAKE Live at Cafe Dufi (名古屋)
Date : 2009年2月20日(金)
Open : 19:00 / Live : 1st 20:00 / 2nd 21:30
Charge : 予約¥3,000 /当日¥3,300

Place : Cafe Dufi (カフェ・デュフィ)
愛知県名古屋市中区新栄3-17-11
tel: 052-263-6511
中央本線千種駅5番出口より徒歩5分
地下鉄東山線千種駅より徒歩5分
http://www.kanshin.com/keyword/140766
http://tabitano.main.jp/4dufi.html

---

昨日のプラッサオンゼライブに中学時代の同級生が来てくれてビックリ。
こういう繋がりも嬉しいものだ。で記念撮影。



う~ん、なんかただの飲み会みたいだな苦笑。

ライブではオレのテーマでもあるメロディーとファンタスティックなハーモニーを表現している。
これは言ってみればこの世界にある「色」みたいなもので様々な種類の響きがあるのだ。
PSOの曲なんかもこれを応用したものだが、小さな編成ではよりシンプルにそのものを表現できる。

スティールパンの音はそれ自体が複雑な倍音に溢れているので、
例えばドミソと弾いただけでピアノのドミソより面白く豊かに響く。
(勿論ピアノを音楽的に響かせているのはピアニストの意思とイマジネーションだ)

この様な面白さはギターなんかにも当てはまるが、言わば不完全な楽器が持つ特有の豊かさである。
こうした特徴を持つ楽器は得てして1音だけでも非常に説得力があり、
それをさらに様々な和音や組み合わせにしてどんどん膨らませていくと、とても面白い。
愉快、愉快、気持ちが良い、

すごく美しい世界が現れるのだ。

美はそして力でもある。
いろいろな人に聴いてもらえる機会がもっと与えられたいものだ。

Monday, February 16, 2009

小倉さん

メディアの世界ではパーソナリティーと言う肩書きなのかな、
小倉智昭さんという人がいるのだが、テレビなどで結構有名な人だ。
オレはこの人がなんか好きなのだ。

女性にとってはまあ、ウザったいというか所謂「オヤジ」というか、「男の年取ったヤツ」と言う感じで、普通に和やかだけど、裏も分かってる的な、どこか目が笑っていないドスのきいたタイプにお見受けする。
いろんな意味で、女を油断させてくれないタイプの人だろうと思う。
かと言って男同士でも気の置けない人だろう。
先日も天下の九重親方に名指しで「小倉君」呼ばわりされて、強権的に物言われていたが、
上手くかわしつつ、絶対に屈していなかったのはさすがだ。

鬘だとか何だとか、今だに話題してる奴らもいるが本当に情けない。

ブログをたまにチェックしているのだが、今世間で話題のこんな記事があった。

小倉智昭公式ブログ・海外の出産ニュース

何と言うか、もう20年以上前に「MAD MAX」という漫画みたいな映画を見たのだけれど、
年月が経つにつれて、何故かこのところ思い出される。

あの映画はストーリーや映像、内容は一見とても単純でワイルドだ。
コミック・漫画的で、言ってみれば脳みそ筋肉的な我々男が涙も流して、
ドカーンと満足する為のエンターテインメントという感じだった。

だがオレはあの映画を生み出した人間の発想の奥に興味がある。
勿論世界的大ヒット映画なので、そこで描かれていたのは一応ハッピーエンドなのだが、
実は今我々が向かっている方向への快感と不安を予見していたのではないかと思う。

それは何かと言うと、
セックスとヴァイオレンスだ。
快楽と暴力

言葉に酔って思考停止してはいけない。
もっと不細工な言い回しをしよう。

エロと殺しだ。

それは人間の永遠のテーマだよ、
などと言って、今はイェーだよ、Yo Men!、楽しもうぜ、いい男&いい女たち、
No Music No Life、Good Vibration、この世界に悪は無いんだよ、
と現実を見ないで嘯いているのが今の我々大多数の姿だ。

まるで無邪気なフリをしているが、実は自己や問題に対峙したくないだけだ。
そういう人達はものを考えたくないので、結果いわゆる烏合の衆と言える。
左から右へ気分で大移動する。
自分の周りを見て全体的にそう動くっぽいから何となく、という理由だけだ。
それに迎合していない人は「KY」と言われたりする。

また、今まで良心を持って社会を支えてきた奴らも、
どうしても自分の日々を派手に彩りたいらしく、
SEXやドラッグやワイルドやミュージック(なぜか音楽ではない)に日々一生懸だ。

とにかく、カストロの演説や彼のいち人間としての精神もろくに知らずに、
チェは生き方がカッコいいなどと憧れるような事は止めなければいけない。


欲、、
そこからあらゆる略奪やら何やらを発想することができるから注意が必要だ。

ギリシャは知の発達に爛熟した文化、知覚の追求は享楽と快楽。
それを滅ぼしたローマは実際的な力、肉体の賛美、そして従属。
そんな描かれ方をしている時もあるが喩え話としては興味深い。

考えようみんな。
一生懸命頭を使うほどに、なぜか反対に音楽は生まれてくるものだ。

ではまた。
Sing for your life...(Bobby McFerrin)

Saturday, February 14, 2009

H.B. Nico.

先日娘(にこ)の誕生日だった。
いろいろありながらも、とにかく可愛い、
ただひたすら愛している我が娘だ。
まあ実際には7歳のただのガキんちょだが。

そういえば、生まれてこのかた、
息子にも娘にも誕生プレゼントをあげていない。
理由は周りからとてもたくさん祝福を受けているというか、
はっきり言うと過剰に物品(プレゼント)を貰い過ぎてきたのだ。

実は子を持つ人は一度はそんな思いをどこかで持ってはいまいか。

大人の心の隙間を埋め合わせるのに、子供を使ってはいまいか。
そしてその為に私達大人がしている行為は、
本当のところ単にお金に帰結する行為ぐらいしか
思い付かないのではあるまいまいか。

でもまあとにかく、日本というか世の中そうなんだし、
まず周りに感謝するのが筋だろうが!、、とお怒りの諸兄方々もおられよう。

しかしそのような一見して反論できない正論みたいに見えるものが、
実は人の良心の呵責を突き、思考停止させ、ある方向だけにしか物事を行かざるを得なくする、
時として落とし穴のようになっているのではないかとも思う。

飛躍してしまうが、思考停止は世界中で起こっているテロやカルトなどにも究極的にはつながる。
この場合は小さな心の声、良心の声に嘘をつかないという人の心を過剰に逆手にとって人を呪縛する。
そしてお金を徴収するか、時間や労力、果ては命まで差出して戴こうという事だ。

真面目で善良、人のことを思いやる比較的控えめな人達は絶好の被搾取の人材だ。
試しに真面目な人へのダメ出しばかりしてみよう、何てたやすい行為だろうか。

失礼、ちょっと早急に独善的に論を進め過ぎたか。
面白くもない話になった。

-------

「鳩のように純真で、ヘビのように狡猾であれ」
これは聖書のたとえ話だが、
まさに最近は人の行為の裏を疑い知りつつも、
人の心を信じていく姿勢でいなければならない。

だがしかし、人は人を信じなければ何があるというのだ。

そうでなければ、ただ虚しく、
全ては空なりという禅の世界と同じくする。
禅は人間それぞれの個人としての意味・存在理由であり、真理ではあるが、
隣の人に手を差し伸べるものではない。

これはオレにとってまったく、
音楽のファンタジーでも何でもないし、
やりたい事(希望・のぞみ)ではない。

まあ、こんな当り前の事を記している。
退屈男。

また動きがある事を望みつつ。

Thursday, February 12, 2009

日々雑感

きっとここを訪れる人はスティールパンに興味を持っている人だろう。
殆どはパノラマ・スティール・オーケストラから訪れた人かもしれない。
そんな人達には申し訳ない程に地味で勢いのない、音楽イェーとかでない話題の日々だ。

本当は派手な現象だけでなく、その中にあるオレの音楽に興味を持ってくれたら一番嬉しいのだが、なかなかそんな事はありえないと、今では心の底から現実を分かっているので大丈夫だ。

でも中にはこの楽器(ツール)を扱って日々生きている人もいると思う。
そんな人達は、好き勝手に音楽活動をしてPAN CAKEでデヴューして以来、PSOを世に出したり、スティールパンだけでほぼ20年生きているオレを一応チェックしてるのかもしれない。

世界中の人皆同じくスティールパンを演奏する。
そこには何も違いはない。
あるとすれば、人であり音楽そのものでしかない。

メロディー・・これが全てでもある、
そしてそれが集まったハーモニーの豊潤な幸せ。
楽しみ、苦しみ、悲しみ、スリル、迷い、喜び、祈り、許し、プライド、諦め、希望、
全ては音を紡ぎ出すことによる音楽の持つファンタジーだ。

PANは悪魔の楽器だと常々言っている。
スティールパンを始めた時からずっと周囲には言っている。
人の欲を増幅させるのだ。

先を見過ぎる事はそれ自体が悪だ。

安易にスティールパンならではの異国情緒が席巻している。
安直な怪しい音に聴衆が熱狂している。
人としてあたりまえのスマイルだけが音楽の救いになっている。
肩書きや存在感ばかりとても大切になっている。

これは音楽だと忘れないでほしい。
PANであろうとHANGであろうとBRASILであろうとINDIANであろうとEUROPEであろうとCARIBであろうとUSAであろうとJAZZであろうと歌であろうと行為であろうと

そして忘れないでほしい、良い欲も増幅するのだ。
それはハピネスをを惜しまずに分かち合うことだ。

とりあえず、
安易に金を払っちゃいかんよ、みんな!


またトリニダードにも寄ってみようと思う。

Friday, February 06, 2009

6ベースパン

リトルテンポの田村玄一さんに6ベースパンを貸し出しており、
今日はその受け取りに行ってきた。
Sunshine Steel BandのCDレコーディングに使用したらしい。
今回スタジオには遊びに行けなかったのだが、出来が楽しみだ。
玄さんとはもうずいぶん長い付き合いで、人間的にもご機嫌だし、
同じPANを扱うミュージシャンとしても尊敬している。
もちろんペダルスティールの腕前は最高だ、ずるい。

オレは楽器レンタル屋さんもできるのだ。
何せ宝塚歌劇団にもオレのPANを貸し出していたのだ。
でも肝心の自分の楽器は壊れているし困ったものだ。
カナダのED PETERSという職人からは詐欺にもあっている状態だ。
これは今後解決に向けてゆきたいと思っている。

まあ、前向きに頑張るとして、
6ベース受け取りの帰りに、我が故郷「大森」にてラーメンを食す。
このラーメン店は17歳ぐらいから通っているので、かれこれ25年!
ぐらい食べている。四半世紀!

その当時から店長は常連さんに向かって、
「最近味が薄くなったって言われちゃってますよー」などと話していた。
そんなに前から既に「すっかり軟弱になりましたよ」的な発言は感慨深い。

そのまま味が薄くなっていったら今頃は真水のようになっていただろうが、
無論そんなことはなく、あの厳しい変人っぽい店長(失礼!)がよく世代交代したな
という感じの若い人達が作っていて、今日も素晴らしい味であった。舌をやけどした。

Monday, January 26, 2009

まことに良き日





パノラマ・スティール・オーケストラ@代官山BALLROOM

熱狂と笑顔
ピースな1日
まことに良き日であった。


みかんというユニットではギターも弾いている昨今。
やりたい放題な素敵なデュオ。

Saturday, January 17, 2009

日々ライブ報告

「コチジャン(仮)」を改め「コチジャン」になったらしいな。
CHAKA(Vo/もとPSY・S)&コモブチキイチロウ(Bass)のデュオ。
良いライブであった。



CHAKAは音そのものから楽しみを生み出すことができる稀有な歌い手。
コモは20年来の友人でBassのすごいヤツだ。
二人とも「相変わらず」ではなく、会う度に常に変化があるから音楽は面白い。

オレ(Steelpan)が加わって音楽が良くなったのかどうだか分からないが、
ま、そう信じるとしよう。

深町純(Key)さんにもお会いできて感激!

Sunday, January 11, 2009

The Jubilee

1月10日(土)、さっそく新年1発目。
何人ものPAN PLAYER達と、個性的な腕利きミュージシャンのリズム隊が
合わせて奏でる熱量と絶妙なハーモニー。


次回はこのグループの一つのターニングポイントになるかもしれない。
そしてその先はまた新しい展開が待っている。
これも楽しみである。

次回ライブは2月25日同じく新宿SOMEDAYにて。

Sunday, January 04, 2009

謹賀新年

A HAPPY NEW YEAR !!!

スティールパンを始めて今年で20年になる。
が、まだ20年でもある。

以前からよくインタヴュー等で、夢は何かという質問をされるが、
そんな時はこう答えてきた。

スティールパンを広める事とか。
自分やPSOがもっと世界に認められる事とか。
100人オーケストラを作って様々な人達と生活や夢を分かち合うとか。

だが本当のところは、
音楽をつくり続ける事に尽きる。

これを言うと質問する側はあまりいじり甲斐が無くて、
期待外れのようだが、そうとしか答えられない。

自分の目的は音楽のファンタジーを紡ぐ事であり、
ひとつの楽器との出会いがそれにテーマを与えてくれた。
それがスティールパンなのだ。

音楽の旅は心の旅だ。

日々・益々。
良い音楽をつくってゆきたいと
希望を新たにしている。

Thanksgiving...感謝。
音楽は決してオレのものではない。

写真は舞浜クラブ・イクスピアリにてPSOカウントダウンライブ。