Thursday, February 24, 2022

2022年2月佳日






 今日はわいの白血病の主治医が定年で最後の診療日だ。発症してから12年間診て頂いた。思えばはじめの頃はこの大学病院もまだ改築前で昭和の野戦病院みたいだったな。屋上にずらーっと洗濯機が並んでいて「禁煙」の看板の横で入院中のオッサンがパジャマでタバコ吸ってるような。あの感じ忘れられないな。わいも発覚時は重症だったので少し入院したがお見舞いに皆が皆お菓子持ってきてくれるのでベット周りがお菓子で一杯になった。なので大部屋の皆に配った。皆さんも相当に重症だったのでその後どうなっただろうか。入院中のわいは少し状態が良くなると夜中寝た事なんてないので一晩中起きていて病院を探検したりして夜勤の看護師さんはあー原田さんねみたいな感じだった。めーわくなやっちゃ。しかし5年生存率とか言ってはじめは焦って頑張っていたがいつの間にか現在は寛解状態まできた。もう12年生きてる。いい調子だ。このままいけば別の病気で寿命を全うすると言われている。先生に感謝。西洋医学万歳。この12年間印象的だったのは先生が車で出勤中にJ-waveに出演してた時のわいの放送を偶然聴いていてわいがスティールパンやってるとバレた時だ。スティールパンの音色は前から好きだったらしい。そういう出来事があると途端に打ち解ける。それ以来診察日が少し楽しみになった。今まで先生にはパンケーキとPSOのアルバムを差し上げたので今度はChillout and Love of Panでも贈ろう。先生は別の病院の名誉院長で医療は続けるみたいなのでそちらの病院に送ろう。ライブ案内も送ってって言ってたな。本当にありがとうございました。感謝を込めて。