Monday, January 03, 2011

年明け その1

明けましておめでとう御座います。
「年の瀬その1」の後はどうやらすぐに年明けのようで、自分のクイックなフェイント攻撃に驚く自分です。

さて昨年の目標に手を付けずそのままになっている中、早くも私の中に今年のテーマとして、ある言葉が降りてきた。

ちなみに余談ですが、「~が降りてきた」は個人的にNGワードと考えております。
例えば、曲が降りてきた。メロディーが降りてきた。フレーズが降りてきた。言葉が降りてきた。絵(映像)が降りてきた。考え(アイディア)が降りてきた。人が降りてきた(階段を)。車が降りてきた(立体駐車場の場合)。など多数。

いずれも自分は無作為、無自我、または心を開いた状態であり、そこに天から、もしくは芸術の神や超自我、高次の意識や工事のおじさんなど、説明のつかない不思議な理由の光が、ふと自分に降ってきたというわけである。
俗に言わないが、ちょっとしたシャーマン状態だ。
(私は以前「ヤー、マン」と話しかけられた事はある。)

これは責任を天に擦り付けるとてもずるい言い方だと思う。幼稚っぽいかっこつけ方である。正しい言い方をここで提案しよう。「思いついた」または、「やっているうちにできた」である。

やっているうちにできたんだよ、メロディーが。
やっているうちにできたんだよ、言葉が。
やっているうちにできたんだよ、子供が。
これはやばい。

このような降りてきた的な物言いで形にされた作品などは大抵の場合、本人が思い入れる程には大した事無いが、この他にNGワードはプロフィールなどによく見られる。

例えば、類まれなる~、圧倒的な~、日本人初の~、世界人初の~、宇宙人初の~、この世初の~、あの世初の~、 海外デヴュー(北海道、四国、九州など)、等々枚挙に暇が無いが、これまた壮大であるが派手なだけで、大抵本人の内容はそんなに大した事無い(宇宙人以外)。

2011年の初日の出

なにはともあれ
本年もよろしくお願いいたします。

P.S.
プロフィールをプロフと書くと別の意味に感じるのはなぜだ?

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